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路上脱出・生活SOSガイド
さいたま市は東京のベッドタウンとして発展してきた大宮、浦和、与野などの街が合併して生まれた政令指定都市で、駅前は賑やかでも一歩裏に入ると静かな公園や河川敷が広がる、落ち着いた表情を持つ街だ。平均世帯年収は600万円台前半とされ、決して貧しい街ではないが、それでも家賃や物価の上昇に追われて生活が苦しくなる人は少なくない。厚生労働省が2024年1月に行った調査では、埼玉県内で確認された路上生活者はおよそ55人とされているが、これは調査員が目視できた人数に過ぎず、実際にはもっと多くの人が公園や河川敷、駅の隅で夜を過ごしている。困ったときはさいたま市社会福祉協議会に相談すれば、生活資金の貸付や福祉サービスの案内を受けられるし、さいたま市生活自立・仕事相談センターでは住まいや仕事探しについて具体的に相談に乗ってもらえる。埼玉県匡済会は昔からこの地域で生活に困った人を支えてきた団体で、緊急の宿泊先や生活支援を頼れる場所のひとつだ。夜が長くて不安なときもあるだろうけれど、あなたはひとりじゃない。この街のどこかに、あなたの話をちゃんと聞いてくれる人が必ずいる。
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